読書記録「デービス王朝」を再読
読書記録 - 2017年01月21日 (土)
この本は以前にブログ記事にもしたことがありますが、
最近になって改めて読み返しています。
私がこの本を購入したのはもう5~6年前になるかとおもいますが、
今読み返しても「やっぱりいいこと書いてるな!」という印象。
株式投資の技術的なお話・・・というより伝記的な内容の本ではありますが、
蓄財のヒントがあちこちにちりばめられています。
まずは節約。
これ!これなんですよ。
いくら資産が増えても生活水準は変えず、
収入>支出の基本を守り続ける。
支出を押さえつつ収入を増やしていけば資産が増えるスピードはどんどん加速していきます。
次に株式投資。
要は将来成長しそうな株を割安価格で仕込み、
会社自体の利益成長とPERの上昇という二重の利益を得ようという戦法。
まあ、これぞ株式投資の王道ですね。
この王道戦略がハマればバカにできない儲けを手にすることができます。
例えば、年平均で一株利益が20%の成長を見込める株を、
一株利益100円のPER10倍、つまり株価1000円の安値で仕込み、5年間保有したとします。
そしてその株を保有中の5年間に、その株の成長性が市場から認められて、
PERは20倍まで上昇したとすると?
そうすると5年後の株価は・・・約5,000円。約五倍高です。
大勝利!と言っても良い数字だと思います。
これは現実離れした数字でもなんでもなくて、
こういった光景は日本でも過去見られました。
最近の話だと、相場が民主党政権下の低迷から脱して、
アベノミクスの大相場に入ったころです。
実現できる可能性は十分あります。
やはり個人投資家たるもの、
日々節約に努めて種銭を溜め、
その金を将来の大化け株候補を買ってじっくり保有する。
という王道を歩まねば・・・と身が引き締まる思いです。
王道中の王道話ですが、私はこの本大好きです。
このデービス、日本では全く知名度が無いのが残念ですが。
またこれは余談ですが、
本書の序文はかのピーター・リンチが著しています。
7ページに及ぶ序文も見どころ。
最近になって改めて読み返しています。
私がこの本を購入したのはもう5~6年前になるかとおもいますが、
今読み返しても「やっぱりいいこと書いてるな!」という印象。
株式投資の技術的なお話・・・というより伝記的な内容の本ではありますが、
蓄財のヒントがあちこちにちりばめられています。
まずは節約。
この不動産を買った以外、デービス家はぜいたくをしなかった。
財産がどんどん増えても、家計に目立った影響はなく、
普段どおりの生活を続けた。
デービスは家の周りでは虫の食ったセーターを着たり、ぼろぼろのズボンをはいたりした。
「デービス王朝」 p.196
これ!これなんですよ。
いくら資産が増えても生活水準は変えず、
収入>支出の基本を守り続ける。
支出を押さえつつ収入を増やしていけば資産が増えるスピードはどんどん加速していきます。
次に株式投資。
彼はこうした成功例を「デービスのダブルプレー」と呼んだ。
会社の業績が伸びると、株は第一弾の上げを演じた。
投資家がその業績にもっと高い値札を付けると、
株は第二弾の上昇段階に入った。
デービスの場合は、信用取引を利用することで第三弾の押し上げ効果を手に入れた。
「デービス王朝」 p.142
要は将来成長しそうな株を割安価格で仕込み、
会社自体の利益成長とPERの上昇という二重の利益を得ようという戦法。
まあ、これぞ株式投資の王道ですね。
この王道戦略がハマればバカにできない儲けを手にすることができます。
例えば、年平均で一株利益が20%の成長を見込める株を、
一株利益100円のPER10倍、つまり株価1000円の安値で仕込み、5年間保有したとします。
そしてその株を保有中の5年間に、その株の成長性が市場から認められて、
PERは20倍まで上昇したとすると?
そうすると5年後の株価は・・・約5,000円。約五倍高です。
大勝利!と言っても良い数字だと思います。
これは現実離れした数字でもなんでもなくて、
こういった光景は日本でも過去見られました。
最近の話だと、相場が民主党政権下の低迷から脱して、
アベノミクスの大相場に入ったころです。
実現できる可能性は十分あります。
やはり個人投資家たるもの、
日々節約に努めて種銭を溜め、
その金を将来の大化け株候補を買ってじっくり保有する。
という王道を歩まねば・・・と身が引き締まる思いです。
王道中の王道話ですが、私はこの本大好きです。
このデービス、日本では全く知名度が無いのが残念ですが。
またこれは余談ですが、
本書の序文はかのピーター・リンチが著しています。
7ページに及ぶ序文も見どころ。
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