アメリカの家計所得が過去最大の伸び
資産運用 > 雑記(相場・投資関係) - 2016年09月21日 (水)
米国勢調査局が13日に発表した2015年の年次調査で、
米国の家計所得の伸びが統計開始以来最大となったことが分かった。
米経済がようやく景気後退から回復し、一般市民に恩恵が行きわたりつつある可能性が示された。
2015年の家計所得の中央値は堅調な雇用増を背景に5万6500ドルと5.2%増加。
伸び率は統計が開始された1968年以来最大となった。
ロイター 米家計所得、過去最大の伸び 貧困率は低下=2015年国勢調査
アメリカが羨ましい、コノヤロー、ワイは今年の年収減ったで・・・
との妬みはさておき。
好景気の波がようやくアメリカの一般家計にも波及。
賃金が過去最大の伸び・・・となったわけですが・・・
基本的に好景気が賃金の上昇という形で
一般家計に反映されるのは景気サイクルの一番最後です。
過去の米国の景気サイクルを確認しても、
景気拡大期の前半はまず雇用の拡大がみられます。
この段階ではまだ賃金はあまり上昇していません。
景気拡大期の後半になると雇用者数の伸びは鈍るものの、
賃金が大きく伸びているのが確認できます。
そしてその後まもなく不況入り・・・というパターンを繰り返しています。
今回も過去のパターンを繰り返すのなら?
いよいよ今回の好景気サイクルも終盤に入ってきたのかな?
という何となくの感想です。
これは米国の消費拡大あるで!
小売株買ったろ!ウェーイwという気分にはなれませんね・・・
米国株自体も今はかなり割高だし・・・
このニュースを見て逆に弱気になりそう。
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