株の利益は、あぶく銭なのか?
資産運用 > 雑記(相場・投資関係) - 2017年01月25日 (水)
あぶく銭
正しくない方法で、または苦労しないで、手に入れたおかね。
手元の国語辞典であぶく銭という単語を引くと、
上記の内容が書かれていました。
ネット上で検索してみてもおおむね意味は同じです。
株の利益はあぶく銭なのか?
ある程度株式投資の経験を積んだ投資家なら、等しく「No」と言うはずです。
株で利益を得るまでの道のりがいかに険しいかをよく知っているからです。
まず最初に、ほぼすべての個人投資家が直面するのが、
株を始めるための種銭をどうやって工面するのか?という点です。
大抵の人は投資の種銭をねん出するために、
四苦八苦して生活を切り詰め、
資金を確保してからようやく投資をスタートする事になります。
スタート時点から楽じゃありませんw
ようやく種銭を確保して株を買ったら即儲かるのか?
スタート時点が運よく強気相場で楽に儲かる事も有りますが、
それが永遠に続くことはもちろん無いのです。
強気相場もいつかは終わりを告げ、無慈悲な下げ相場に見舞われ、
場合によっては強気相場で得た利益以上の損失を被り、
資金全てを失って退場という事も・・・
楽観論に支配された強気相場では自分を律してリスクの取りすぎを避け、
その後の弱気相場での下落に巻き込まれないよう最大限の注意を払う。
逆に皆が弱気の弱気相場では勇気を奮って安く売り叩かれた株を果敢に買い、
その後の強気相場での大儲けを狙う・・・
一体、この境地にたどり着くのに何年、弱気と強気の相場サイクルをどれだけ経験すればいいのか!
ここまでたどり着いてようやく、株で利益を上げ”続け”られるようになるかどうか?
株の利益はあぶく銭じゃない。
苦労しないで?逆逆、苦労苦労の連続でようやく得られるかどうか?の利益ですね。
私はとてもじゃないですが株の利益はあぶく銭とは言えません。
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