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相場が活況の時こそ読む本。「バブルの歴史」

何をしたら相場で儲けられるのかを学ぶより、何をしたら損するのかを学ぶのが先だと私は考えます。
そして、どうすれば損するのかを学ぶには他人の損から学ぶのが手っ取り早い。
そうすると、本書はまさにうってつけ。

エドワード・チャンセラー(2000)「バブルの歴史」のご紹介です。

世界最初のバブル経済事件と言われる1630年代オランダの「チューリップバブル」から
1998年の「LTCM危機」まで、歴史に残るバブル経済事件の勃興から崩壊までを
当時の社会情勢との関連をふまえながら緻密に描写。

歴史は繰り返す。
その言葉の意味が実感できる良書です。

事実はこうだ。貯蓄の所有者が、通常の投資対象の不足にぶつかって、一見もっともらしい話に飛びつく。そして、もっともらしい投資対象が高値で売却できると、つぎはもっと買いたくなる。はじめは高利回りが魅力になるが、この魅力はすぐに二次的なものになる。利回りを生む投資対象を売却したときに得られる巨額の利益がつぎの魅力になる。売却して利益が得られる間は、投機熱は続く。
そうはできなくなると破滅が始まる。
ウォルター・バジョット(1873)「ロンバード街」P.139

エドワード・チャンセラー(2000) 「バブルの歴史」 P.198



投機対象こそチューリップから土地、鉄道、株・・・と多様ですが、
バブルの発生と崩壊のメカニズムの根本部分は変わりません。
人類のあくなき欲望がバブルを引き起こすのです。

ここ最近は相場も活況です。
ついつい気が大きくなり、無謀な取引をしてしまう人もいるのでは?
人間は感情に流されやすいもの。
我々投資家もこの本を読んで、一度頭を冷やすべきかもしれませんね。
値段は定価2,400円と少し高いですが・・・

逆に考えましょう。
たったの2,400円で先人たちの大損経験を追体験できるのです。これは大いに安上がりでしょう(笑)


投機の「対象は、小説家すら羨むほどの興味をかきたてることがことができる。
・・・・・・人びとが一斉に理性の軛(くびき)を逃れ、黄金の夢を追い求めてがむしゃらに走りだし、
それが夢にすぎない事実を認めることを頑迷に拒否し、まるで鬼火かなにかのように沼地に
飛び込んでいくさまをみていくのが、退屈だとか、なんの教訓も得られないとかいえるだろうか」

エドワード・チャンセラー(2000) 「バブルの歴史」 P.17



歴史から学べることは多いです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。と言いますし。


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